多様な堅果類に富む北方ブナ帯と寒・暖流が交差する豊かな漁場を基盤に、北海道・北東北一帯は15,000年前から1万年にわたって採集・漁労・狩猟を基盤としながらも土器を持つ定住生活を花開かせました。集落や貝塚、墓地や環状列石、土器や土偶などを通して、北東アジアにおける農耕以前社会の最も高度な文化を実感することができます。